長野県中野市・長野市・須坂市・飯山市で注文住宅(新築)、リフォーム、リノベーションを行っているNORIA HOME(ノリアホーム)インテリアコーディネーター 中村才子です。
フロアタイル・クッションフロアどちらを選ぶ?
水廻りの床材で人気のフロアタイルとクッションフロアの材質は、どちらも塩化ビニールと呼ばれる樹脂で作られています。この材料をタイルの形にしたものが「フロアタイル」ロール状にしたものが「クッションフロア」と呼ばれています。どちらも汚れに強く、掃除も簡単、好きなデザインが選べるといったメリットがありますが、この2つのどちらを選択したら良いのか迷われる方もいると思います。この2つの素材の違いについて記しますので、検討する参考にしていただくと良いです。
【カタログ:サンゲツ/TOLI】
デザイン
どちらもおしゃれで素敵なデザインが多いです。
- フロアタイル:いろいろなデザインから選ぶことができます。
【画像:サンゲツ】
- クッションフロア:いろいろなデザインから選ぶことができます。
【画像:サンゲツ】
材質の硬さ
- フロアタイル:表面は硬いため、重い家具などを置いても凹み跡がつきにくいです。
- クッションフロア:表面は柔らかいので、重い家具を置くと凹んでしまいます。
施工方法
- フロアタイル:床に接着剤を塗って部屋の中心から一枚一枚貼っていきます。
- クッションフロア:シート状の一枚の生地になっているので失敗が少なく、施工が簡単です。床に接着剤を塗って貼ります。
メリット
- フロアタイル:掃除が簡単にできます。汚れや破損した場合、その部分だけ取り替えることができます。メーカーのデザインは2~3年で廃盤となることも多いので、施工した品番のフロアタイルは補修用として何枚か保存しておくと良いです。置くだけのフロアタイルは部屋の雰囲気を変えることができ、自分で施工できるため、最近とても人気があります。価格も工事をする場合と比べて安く施工できます。
【画像:サンゲツ】
- クッションフロア:掃除が簡単にできます。ロール状になっているので、隙間から浸水する心配がなく防水性が高いです。水廻りは下地に水が入ってしまうとカビや木材が腐さってしまうので修理が大変になる場合があります。そのため、水がかかりやすい場所はクッションフロアにしておいた方が安心です。素材が柔らかいので、足腰の負担が少ないです。
【画像:サンゲツ】
デメリット
- フロアタイル:熱には弱く変色、変形する可能性があります。タイル状になっているので、継ぎ目ができてしまうことです。その継ぎ目の隙間から水が入ることがあります。小さいお子様がいる場合、トイレの床や脱衣室の床にかかった水をすぐに乾かさないと下地まで水がいったら修理が大変となります。きちんと接着剤で施工する場合は伸縮の影響を受けにくいのですが、カンタンに敷くだけのフロアタイルはきちんと床を掃除しないと浮いてきて、床面が凸凹になります。浮いている部分に、つまずき転倒しないように注意が必要です。クッションフロアに比べると一枚一枚敷いていくので、工事費が高くなります。
- クッションフロア:熱には弱く変色、変形する可能性があります。素材が柔らかいため、重いものをおくと跡が残りやすくなります。見た目がフロアタイルより安く見えるといった意見も記事などでよく見かけますが、現在のデザインはとても精巧に作られています。そのため、どう感じるかは個人の感覚となります。
耐久性
- フロアタイル:10年が目安です。
- クッションフロア:10年が目安です。
どちらも10年たつと使えなくなるという訳ではなく、劣化が目立ってくるのでその点をどう思うかは個人の判断によります。フローリングに比べると、どちらも安く施工できるので、気になった時はリフォームを考えてみると良いです。
ノリアホームは創業52年の長野県中野市を拠点とした地元密着工務店です。住まいのことで何か困ったこと、相談したいことがあるときはお気軽にお問合せください。
↓↓↓こちらをクリックするとお問合せページに移動します。
お問合せ