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  3. 省エネ対策 窓の断熱工事をした事務所の窓をサーモグラフィーカメラで検証!

長野県中野市・長野市・須坂市・飯山市で注文住宅(新築)、リフォーム、リノベーションを行っているNORIA HOME(ノリアホーム)インテリアコーディネーター 中村才子です。

毎日、氷点下の寒い日々が続きますね。光熱費も値上がる中、省エネにして快適に過ごすために家の断熱性能を上げることは重要です。新築の家なら、断熱をきちんとした施工で作ることが可能です。リフォームをお考えの皆様は、まずは窓の交換をお勧めします。なぜなら、家の熱が逃げる場所の一番大きい個所が窓で、約50%の熱が逃げると言われています。

窓にもいろいろな種類があります。高断熱窓を選ぶ必要があります。まず、皆さんもご存じの方が多いと思いますが複層ガラス(ペアガラスやトリプルガラス)が良いです。

こちらはメーカーYKKの実験画像です。ガラスの種類によりこんなにも、温度差があるのがとても良く分かります。

また、サッシの素材も大切です。サッシの種類はアルミ、アルミ樹脂複合サッシ、樹脂サッシが一般的です。この中で最も断熱性能が高いのが樹脂サッシです。

社長の持っているサーモグラフィーカメラを使って室内温度20℃の部屋で実験です。

ノリアホーム 断熱窓

単板ガラス+アルミサッシの場合右側の棒線を見ていただくと分かりやすいのですが、サッシの温度が10.4℃しかありません。ガラスも紫色で低い温度を示します。窓廻りの壁面はオレンジ色をしているので部屋の中は暖かいのですが、窓の部分が寒いことがこの写真から分かります。

ノリアホーム 断熱窓

こちらの窓は外側、単板ガラス+アルミサッシで室内側内窓を設けています。内窓は単板ガラス+樹脂サッシです。同じ部屋の中なのに内窓を付けるだけで、こんなにも温度が違うのが分かると思います。外側の窓は14.2℃ですが、内窓のサッシやガラスの色がオレンジ色で20~23℃になっています。この画像で窓の断熱はとても重要であることが分かると思います。

本来ならペアガラス(もしくはトリプルガラス)+樹脂サッシにするのが良いのですが、既存の家で断熱性能を高めたい方は内窓を付けるのが良いです。窓枠ごと断熱窓への交換も可能です。2023年度は国の補助金で窓をお得に交換できるので、詳しくはノリアホームにお問合せください。

ノリアホームは創業50年の長野県中野市を拠点とした地元密着工務店です。住まいのことで何か困ったこと、相談したいことがあるときはお気軽にお問合せください。

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