1. TOP
  2. BLOG
  3. YKK 住宅省エネセミナー参加

長野県中野市・長野市・須坂市・飯山市で注文住宅(新築)、リフォーム、リノベーションを行っているNORIA HOME(ノリアホーム)インテリアコーディネーター 中村才子です。

本日YKK住宅省エネセミナーが開催され、Zoomで参加しました。窓の性能や2023年度の補助金についての説明がありました。

光熱費も上がる中、国の対策として住宅の省エネ化支援対策強化として新築、リフォームの窓工事に補助金がでます。外壁工事を行った際の補助金などもあるのですが本日のセミナー内容は窓に特化した補助金の説明でした。

「先進的窓リノベ事業」により高断熱窓のリフォームは最大200万円の補助金を受けることができます。「こどもエコ住まい支援事業」では新築、リフォームが対象となり、窓だけではなく玄関ドア、水廻りも補助金対象となります。「こどもエコ住まい支援事業」に関しては子育て世代(18歳未満のこどもがいる)と若夫婦世帯(夫婦のいずれかが39歳以下)が対象となり、新築で最大100万円、リフォームで最大60万円の補助金を受けることができます。

「先進的窓リノベ事業」は、リフォームで高断熱窓を選択しても、断熱性能の低いアルミサッシの窓を選択しても、値段がほとんど変わらずできるメリットがあります。省エネを意識した政策のため断熱性能の高い窓の方が補助金を大きく活用することができて、お得なのです。

①既存窓に内窓をつける
②カバー工法(古いサッシに新しいサッシをかぶせる)
③外窓交換(窓ごと全て新しく交換する)
④ガラス交換

これらの4つの窓工事が補助金を受けることができます。

窓の進化と断熱性能についての説明を受けました。

1960年代アルミサッシ+単板ガラスが住宅窓の主流だった時代から、現在は樹脂サッシ+トリプルガラスが発売されました。熱貫流率は6.51W/(㎡・K)から0.91 W/(㎡・K)となり、その断熱性能は7倍にもアップしました。熱貫流率とは室内側と室外側の温度差を1℃とした時、窓ガラス1㎡あたりにたいして、1時間の間にどれだけ熱が通過するかといった熱量のことをいいます。貫流率の値が低いほど、断熱性能に優れているのです。

セミナーを通して、今のお住まいを快適にしたい方は窓の工事に関して補助金をうまく利用していただきたいなと思いました。講師の方のお話の中で、ご自宅のお風呂の窓をアルミサッシ+単板ガラスから、樹脂サッシ+ペアガラスに変えたらお風呂の温度を低めに設定しても冬場快適に入浴できたそうです。光熱費も40%も前年度より削減できたとおっしゃっていました。窓は快適に住むためにとても重要だということが分かりました。

ノリアホームは創業50年の長野県中野市を拠点とした地元密着工務店です。住まいのことで何か困ったこと、相談したいことがあるときはお気軽にお問合せください。

共有する