1. TOP
  2. BLOG
  3. 床の色で部屋のイメージが決まります

長野県中野市・長野市・須坂市・飯山市で注文住宅(新築)、リフォーム、リノベーションを行っているNORIA HOME(ノリアホーム)インテリアコーディネーター 中村才子です。

インテリアを決めるとき、最初になにを決めようと思いますか?打合せの最初のヒアリングでは、SNSで見ている素敵なお部屋のイメージにしたいと漠然と思っている方が多いです。私の打合せではまずは床色を決めてもらいます。床の色は普段、勤務先や施設、ショップなどでは気にする方はほぼいないと思います。それぞれの施設での床は使用する床の性能や売りたいものの商品やイメージによって選ばれています。その中での色の選択はその施設の雰囲気を大きく変えます。住宅では、床の色を決めると、壁や天井のクロスの色、室内ドアや窓枠の色が決まってきます。それに合わせて家具やカーテンのテイストも決めるといった流れとなります。

この後の写真は同じインテリアで床色のみ違います。見ていただけると分かりやすいのですが、床の色によって部屋のイメージは変わります。①②どちらが好きか考えてみて下さいね。

 

①落ち着いた雰囲気、かっこいい、高級感がある、暗い、このようなイメージが好きな方は濃い色の床が好きな傾向にあります。

 

②ナチュラルな雰囲気、かわいい、カジュアル、明るい、このようなイメージが好きな方は明るい色の床が好きな傾向にあります。

床色で部屋の雰囲気はこのように変わります。濃い色の床と比較すると明るい色の床は空間を広く見せる効果があります。床に合う家具を合わせるとさらに素敵な空間に仕上がります。

では、濃い色と明るい色をそれぞれインテリアのテイストごとの比較画像を載せます。

 

【ナチュラルなインテリア:濃い色、明るい色どちらでも良いです】

 

【カフェ風インテリア:濃い色、明るい色どちらでも良いです】

 

ここからは、それぞれの床に合うインテリアのご紹介です。

【ブルックリンスタイルのインテリア:濃い色が良いです】

 

【豪華でかっこいいインテリア:濃い色が良いです】

 

【BOHOスタイルのインテリア:明るい色が良いです】


【かわいいインテリア:明るい色が良いです】

濃い色の床も明るめの床も、どちらのイメージも好きで決められないといった方は、空間を上手に分けて部屋のイメージを決めるといったやり方もあります。違う色の合わせ方や床を貼る面積に関してはカラーバランスが必要となってきて難しいので、私の方でアドバイスしながら打合せするといった流れになります。濃い色の床を貼っても明るいイメージにすることが可能です。

(写真は全て三協アルミ:Sフロア:ノリアホーム床材標準仕様)

最後に床材の選び方についてお話しようと思います。大切なことは、長い間暮らす中でストレスを感じず生活するということです。お子様のいるご家庭は床が傷つきやすいので、「新築なのに、床が傷だらけ」といった話はよく聞く話です。

ノリアホームでは、メンテナンスが楽であること、傷がつきにくい床をお勧めしております。もちろん人気の無垢材を選ぶことも可能です。木材が値上がりしているので、節ありを選ばれる方が一般的ですが、高級な節なしの無垢材もあります。無垢材のメリットは木のぬくもりが感じられる、柔らかい肌触り、高級感があります。無垢材のデメリットは、メンテナンスの大変さ、傷がつきやすいこと、水に弱い、経年や日焼けによる床色の変化です。無垢材の種類は選べますのでまたご相談ください。予算を踏まえて床材は選択していただきたいと思います。

ノリアホームは創業50年の長野県中野市を拠点とした地元密着工務店です。住まいのことで何か困ったこと、相談したいことがあるときはお気軽にお問合せください。

共有する