長野県中野市・長野市・須坂市・飯山市で注文住宅(新築)、リフォーム、リノベーションを行っているNORIA HOME(ノリアホーム)インテリアコーディネーター 中村才子です。
中野市T様邸で玄関ドア交換のリフォームをお願いされました。T様邸は小さなお子様がいらっしゃるので、国の補助金の「こどもエコ住まい支援事業」を使って工事をすることができました。この補助金は、省エネ性能の高い新築住宅を取得した場合は最大100万円、中古住宅の省エネ化リフォームを行った場合は、最大60万円の補助金の還元を受け取ることができる制度です。この補助金は、子育て世帯(親の年齢は問われない)限定ではなく、39歳以下の若者夫婦世帯にも適用されます。
既存は単板ガラスのアルミサッシの玄関ドアで、冬場はとても寒いとのことです。玄関ドアの入替により一部外壁の工事もする必要があります。外壁はそのまま再利用したいとのことでしたので、工事に伴う不足分の外壁のみ新規設置という形にしました。玄関周りの黒い外壁の色に合うドアを選んでいただくことになりました。
奥様は家全体の外壁が白いので玄関ドアも白色がご希望でした。白色の玄関はどうなるか確認していただき、他の色も提案させていただきました。分かりやすくするためシミュレーション画像を作りました。新しく設置する玄関ドアは三協アルミの引き戸です。
写真にドア画像を取り込んで作成したものなので、引戸余白部分の白い壁面は無視するとして、なんとなく全体のイメージは伝わりやすいと思います。選んでいただいた玄関ドアのデザインと合わせると、イメージ写真の上部2枚の色はあまり家のデザインと合いません。基本外装も、同系色で合わせると合いやすいのですが、家のデザインと扉のデザインが馴染むのか?を考える必要があります。下部2枚の「ホットブラウン」「ブラック」の色はとてもこの家に合っています。窓サッシの色に合わせて「ホットブラウン」のドアにするのか?玄関周りの外壁と馴染ませて「ブラック」のドアにするのか?施主様の好みで決めてもらいました。
イメージを見てもらって、玄関ドアは「ブラック」で決定しました。
外壁の一部は明かり用の窓も設置することにしました。
リフォーム完成しました。
BEFORE
AFTER
外壁色と玄関扉は馴染んで、とても良い玄関となりました。玄関から入る外気の寒さが、今年の冬は軽減されます。玄関扉のデザインは、玄関前を通る人の気配を感じたくないとのことでスリットが細めのものを選ばれました。以前の扉に比べると光はあまり入りませんが、扉横の壁につけた窓で明るさは確保できました。補助金を利用し、リフォームの予算も抑えられたので、T様に喜んでいただけて良かったと思います。「窓リノベ補助金」と同様に、この「こどもエコ住まい支援事業給付金」も2023年12月31日までです。検討したい方はお早目にご相談ください。
ノリアホームは創業50年の長野県中野市を拠点とした地元密着工務店です。住まいのことで何か困ったこと、相談したいことがあるときはお気軽にお問合せください。