長野県中野市・長野市・須坂市・飯山市で注文住宅(新築)、リフォーム、リノベーションを行っているNORIA HOME(ノリアホーム)インテリアコーディネーター 中村才子です。
須坂市の新築注文住宅のT様邸の基礎工事が始まりました。基礎工事が始まると実感がわきます。T様ご夫婦もとても楽しみにしています。建物を支える基礎は非常に重要な個所であります。ただし、基礎だけ丈夫に作ればいいわけではなく、地盤の強さも関わってきます。よって土地の種類によって基礎の種類は変わるのですが、今回のT様邸の土地では「ベタ基礎」を作ることになりました。
敷地に基礎の形状に合わせて穴を掘って形を作っていきます。基礎が乗る部分は石や砂利で固めていきます。
基礎部分の土地を整えたら、防湿シートを敷いて鉄筋を配筋していきます。この防湿シートは地面からの湿気を防いで土台の腐食を予防します。捨てコンクリートとは、基礎を乗せる面を平らにするために、薄くコンクリートを打設します。
鉄筋検査を行います。この作業は、基礎の鉄筋が正しく配置されているか、本数に間違いはないか、ずれはないか、といった点をチェックする検査です。
基礎の立ち上がり部分の型枠を作ります。型枠を作ったら、コンクリートを流して固めます。
コンクリートが固まったら型枠から外して出来上がりです。
ベタ基礎とはこのように建物が地面に接する部分全体に鉄筋コンクリートを敷くことで、建物の荷重を底板全体で受け止めます。耐震性も高くなります。地面をコンクリートで覆うため、地面から上がってくる湿気を防ぐので、シロアリも侵入しにくくなるというメリットがあります。
長野県北信地域で新築注文住宅、中古住宅を購入予定の方は建物のデザイン性だけではなく、基礎や内部構造を見たうえで、安心して暮らせる家を検討していただきたいと思います。
ノリアホームは創業52年の長野県中野市を拠点とした地元密着工務店です。