1. TOP
  2. BLOG
  3. 住宅の断熱材は厚ければ良いと思っていませんか?内部結露の怖さを知ってほしい

長野県中野市・長野市・須坂市・飯山市で注文住宅(新築)、リフォーム、リノベーションを行っているNORIA HOME(ノリアホーム)インテリアコーディネーター 中村才子です。

断熱材と結露の関係とは?

「内部結露」という言葉を聞いたことがある方は多いと思います。内部結露は、目に見えない場所で進行するため、家を解体しないと分からないことがあり、発見が難しい場合があります。新築注文住宅もしくはリフォームの際は、快適で健康的な住まいを実現するためには、結露の発生を抑制し、適切な対策が必要となります。断熱材は厚ければ厚いほど、家の内部結露は問題ないと思っている方も多いでしょう。実はこの点が、見落としがちな内部結露問題が発生してしまうのです。その理由をお話します。

まず気付くのは窓の結露から

室内と外気との温度差があるとき、窓の結露に気付く方は多いでしょう。家自体の断熱性能があまりない場合は、窓の結露は仕方ない場合が多いのですが、家の断熱がしっかりしているのに結露する場合は、家に問題があります。例えばこの結露を改善するために、窓リノベで高断熱窓を設置することにより結露は発生しにくくなります。窓をリフォームしたから大丈夫と思ってしまうと、少し違ってきます。窓リノベで断熱性は上がったのになぜ家に危険があるのか?それは、本当に怖いのは見える結露ではなく、見えない場所の結露なのです。

ノリアホーム リフォーム 

 

内部結露の怖さとは?

内部結露と呼ばれるものは窓の結露のように表面に見える場所ではありません。断熱材や家の骨組みである木材がカビたり腐ってしまうのです。柱や土台が腐ってしまっては、建物に必要な強度が失われてしまい、大きな地震がくると、倒壊の危険性が生まれます。耐震等級がよい家だから購入したのに、内部結露が起きるような家だと、住んでからが安心できません。また、内部結露の進行が進むとカビが発生します。カビができると、ダニも大量発生し、アレルギーや喘息などの健康被害につながる可能性が高いです。快適に暮らそうと建てた家なのに、内部結露を起こす作りの家だと、こんなに怖い未来となってしまうのです。

ノリアホーム リフォーム

家の内部はとてもきれいなのに、壁を壊すとひどい状態という場合もあります。

ノリアホーム リフォーム

断熱材は厚ければ良い、そう思っていませんか?

長野県は寒い地域ですから、当然、断熱材はできるだけ厚くしてしっかり、外気から家を守らないと・・・そう考える方は多いです。外壁の内部で水滴が生成されるこの内部結露に関しては、設計段階でのきちんとした断熱を考える必要があります。きちんとした断熱工事をしないと意味がないので、内部結露は断熱材を厚くしたから起きないだろうという考えは違うのです。断熱材を最適な厚みよりさらに厚くすると、当然壁内と外気との温度差が広がり、壁内に湿気がこもりやすくなるため、結露が発生しやすくなります。

ノリアホームの施工

内部結露を抑えるには、その地域に合った最適な断熱材の厚みを考える必要があります。長野県ならどの地域も、全て同じ断熱材の厚みで良いという訳ではないのです。ノリアホームは、お住まいの地域に合わせて内部結露の発生リスクを数値計算してから設計をしています。よってお住まいの地域によって、最適な断熱施工をして家を内部結露から守ります。

ノリアホーム 断熱材 

ノリアホーム 断熱工事

家を建てる人は、一生懸命いろいろな会社の情報を収集し、構造や耐震等級、断熱性能を数値として判断されていると思います。ノリアホームもお客様のご期待に応えるようしっかりと対応しています。見えない部分も決して手を抜かず真面目な仕事をしています。

ノリアホームは創業52年の長野県中野市を拠点とした地元密着工務店です。住まいのことで何か困ったこと、相談したいことがあるときはお気軽にお問合せください。

↓↓↓こちらをクリックするとお問合せページに移動します。

お問合せ

 

 

共有する