長野県中野市・長野市・須坂市・飯山市で注文住宅（新築）、リフォーム、リノベーションを行っているNORIA HOME（ノリアホーム）インテリアコーディネーター 中村才子です。
かっこいいインテリアの作り方
かっこいいインテリアに憧れている方も多いのではないでしょうか。「かっこいいインテリア」ってどうやって作るのだろう？そう思った時に、ご自身でもいろいろと調べると思います。作るポイントは部屋の中に、暗めの色を多くすると、かっこいいインテリアが作れます。インテリアの失敗が少ないのは無彩色でまとめることです。グレーは柔らかい印象となるので、白いインテリアにも黒いインテリアにも合うのです。黒の面積が大きくなるほど、ホテルライクなおしゃれでかっこいいお部屋をつくることができます。
黒いインテリアは手に入りやすい
そんな黒のインテリアなのですが、市販でも家具や家電が多く売られているので、お気に入りのデザインを手に入りやすいといったメリットがあります。私の中でひとつ思うことが、黒いインテリアは常に掃除をしないと美しく保つことが難しいといったことです。掃除といった観点からこの記事を書いてみましたので、黒いインテリアを揃えたいと検討中の方の参考になると良いです。
黒い家電の掃除
手軽に黒いインテリアを取り入れやすいのが家電ではないでしょうか。私の家にある黒い色のBluetoothスピーカーは、持ち運びが簡単にできる小さめサイズのものなのですが、スピーカーを持つと指紋がついてしまうのです。日焼け止めをつけた手で触ってしまったら、しっかり白い跡が！これが厄介で石鹸で落ちる日焼け止めを使用しているのですが、家電のプラスチックやゴム製品に付くと中々落ちないのです。
ゴム製品の場合は、メラミンスポンジで軽くこすると落ちる場合があります。プラスチック製品は傷になってしますので、掃除用洗剤で落とします。テレビ画面、電子レンジ扉、冷蔵庫扉のガラス部分は、濡れた雑巾で拭いたあと、クロスや乾いた雑巾で二度拭きするときれいになります。
小さなお子様のいるご家庭ではテレビ画面についた汚れは諦めているかもしれません。下の写真のように洗剤をつけてしっかり洗えるものに関しては、黒い家電も掃除しやすいと思います。もう一つ、私の家の事例でいうと黒い炊飯器は、蓋を開け閉めする度に毎回拭き掃除をしていました。ガラスコーティングされていた蓋だったのですが、触れたところの指紋が目立ってしまうのです。つい最近、触れた時に指紋がつきにくい材質の白い炊飯器に買い替えたら、そのストレスはなくなりました。
黒い家電を購入しようと考える時は、お店で触れたときの汚れが目立つかどうか？掃除はしやすいか？が日々のストレスを軽減すると思います。
黒い布製品の掃除
布製品がもつ心地よさや柔らかさは、インテリアに取り入れると温かみのある空間が作ることができて、その場所は、ほっとする癒しの空間となります。布製品の黒いソファや、寝具、カーテン、ラグなどは掃除が大変だと思います。布の繊維は、ホコリが静電気でつきやすいのです。毎日きちんと掃除機をかけるか、コロコロでお掃除してあげるときれいに保つことができます。黒い布製品のインテリアを選ぶ時は、洗濯することが可能である、ホコリがつきにくい製品である、汚れにくい処理がしてある製品ということをポイントとして選ぶと良いです。
洗濯機では洗えない布製品は、水洗い掃除機を使って洗えます。掃除をした後の器具の清掃が面倒なので、頻繁に使うというのは少し難しいと思われますが、気になる個所を掃除してみると良いです。
黒い家具の掃除
黒い家具は空間を引き締める役割をもっており、部屋に置いたとき存在感が強く出ます。黒い家具は部屋の中で、とても目立つので、常にきれいにしておきたいですね。基本、木製の黒い家具に関しては、洗剤を使用しない方が良いです。木を守るために表面に塗装がされているのですが、薬剤を使うとその塗装が取れてきてしまうのです。基本は乾拭きをします。黒い家具ですと、やはりホコリや指紋、水染みが目立ちやすいので、透明マットやマルチカバーなどで、ホコリが気になる部分にカバーして使うと掃除の負担が減ります。ただ、マットやカバーを使用する場合は、部屋の雰囲気に合うものを選び、家具本来の美しさが損なわないように普段よく使用する箇所だけといった使い方をすると良いです。
家具の材質によっては、洗剤を使えるものもあります。合成皮革や金属、プラスチック製品です。洗剤で落ちにくいようであれば、目立たない箇所をメラミンスポンジで試してから汚れ落としに挑戦してみましょう。
黒い床の掃除
黒い床はホコリや汚れが目立ちやすいので、普段からマメに掃除をすることが大切です。ワックスを塗ってあるフローリングは水染みができてしまった場合は、ワックスを剥がしてから再度塗り直して補修です。傷も目立ちやすいのですが、それは仕方がないことだと思った方が良いです。黒い床を選ぶ時は、ノーワックスのお手入れのいらない床や汚れが簡単に落ちるタイルなどを選ぶと、掃除に時間がかかりません。
黒い金属製品の掃除
黒い金属製品というと、窓枠や家具、テーブルや椅子の脚などでしょうか。金属製品は、水に強いのでホコリの掃除はしやすいのですが、白い皮脂汚れが付いてしまうとなかなか落ちづらいので掃除が大変です。メラミンスポンジで汚れが取れる場合もありますが、金属が皮脂汚れに反応して変色を起こした場合は、汚れを落とすのが難しくなります。金属と汚れを酸化させないために、汚れたらすぐに掃除をするということを心がけた方が良いでしょう。塗装してある金属に関しては変色する可能性もあるので、洗剤の使用はやめた方が良いです。写真では少し分かりにくいかもしれませんが白い汚れは目立ちます。
黒いインテリアはかっこいいのですが、日々の掃除はマメにしなくてはならないことを覚悟した方が良さそうです。きれいに保つために、なるべく掃除が簡単にできる材質を意識して選ぶと負担が減ります。
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