長野県中野市・長野市・須坂市・飯山市で注文住宅（新築）、リフォーム、リノベーションを行っているNORIA HOME（ノリアホーム）インテリアコーディネーター　中村才子です。

設置希望が増えているガス衣類乾燥機

梅雨の季節となりましたね。この時期、洗濯物の渇きが悪くコインランドリーを利用している方も多いと聞きます。共働きの方は家事の負担はできるだけ最小限にしておきたいところですね。私は、ガス衣類乾燥機に関して、あまり馴染みがありませんでした。ドラム式の洗濯乾燥機で十分ではないかと思っていたからです。ガス衣類乾燥機となると洗濯機の他に乾燥機を別途設置するため、設置場所を縦方向もしくは横方向に置いてスペースが必要となります。建築条件や予算がない場合、洗面室はそれほど広くは取れないといった中でもガス衣類乾燥機を置きたいというお客様も増えてきました。本日はガス衣類乾燥機についてお話しようと思います。

なぜガス衣類乾燥機は人気なのか？

乾燥機全般に言えますが、干す手間がないので、家事時短に繋がります。また、ガス衣類乾燥機は性能がとても素晴らしいからです。電気の衣類乾燥機は乾かすまでに時間がかかる、衣類のシワが付いてしまうといったイメージなのですが、ガス衣類乾燥機の場合は、高温になるガスを使って一気に乾かすので、あっという間に衣類が乾燥するそうです。タオル類はフワフワに仕上がるし、生渇きの嫌な臭いも抑えてくれるとのことです。衣類のシワも付きにくいそうです。ノリアホームの社長、スタッフの小林の家にもガス衣類乾燥機は設置されていて、２人から実際の使い心地と便利という話は聞いているので、うらやましいです。

ガス衣類乾燥機の設置は工事が必要

この記事を読んで、ガス衣類乾燥機に興味を持たれた方、現在のお住まいで採用してみたいなと思われたかもしれません。設置に関してのお話をします。実は、設置する際には工事が必要となってきます。残念ながら、ガス乾燥機の本体を買ったからすぐに使えるというわけではないのです。ガス栓への接続、電気コンセントへの接続、そしてダクトと排気口の設置が必要となります。よって、マンションの場合、排気口を作れないと設置は難しいです。

ダクト（気体を運ぶための管状）の設備工事

洗濯したとき衣類からでる湿った空気を逃すダクトが必要となります。壁や窓、屋外でのダクトの設置方法です。

・壁に穴を開けて排湿ダクトを作ります。

【画像：リンナイ】

・窓を利用して排湿ホースを取り付けることもできます。

【画像：リンナイ】

・雨や水のかからない軒下、ベランダでの設置も可能

【画像：リンナイ】

設置を検討する最適な時期

ガス衣類乾燥機の設置を考えるなら、新築もしくは洗面脱衣室や浴室リフォームの時がお勧めです。工事を考えると、現在のお住まいでの設置となると、なかなか気軽にはできません。よって新築注文住宅を建てるときにガス衣類乾燥機の設置をあらかじめ打合せしておく、洗面台やユニットバスの入替のリフォームの時に設置を検討する、この時期が一番良いと思います。

家事はできるだけ時短で済ませて、日々の自分の時間に余裕をもって過ごしていきたいですね。

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