長野県中野市・長野市・須坂市・飯山市で注文住宅(新築)、リフォーム、リノベーションを行っているNORIA HOME(ノリアホーム)インテリアコーディネーター 中村才子です。
打合せをしていると、家の日当たりを気にする方が多いです。新築注文住宅やリフォームのプランの段階では、特に南側をどれだけ広く取れるかということを大事にされている方が多いと思います。家の日当たりをどの程度考えるべきなのか?そのことはとても重要なことでしょう。土地がない場合は、その購入した土地によって隣の家との兼ね合いもあるので、希望通りに窓の配置をできない場合があります。リフォームの場合は、家の構造の関係で希望の位置に窓を作ることが難しい場合もあります。家のプランと共に日当たりについてしっかり考える必要があります。
欧州人は北向きの部屋を好むと言われています。北向きの窓から入る光は、とても柔らかく部屋のインテリアがとてもきれいに映るのです。家具等の日焼けもないので、保管したいものがある場合は、北向きの窓を設置して採光をとると良いと思います。北側は寒いというイメージがありますが、新築においては高断熱窓を設置すると部屋の温度は一定になるため、寒さは感じにくいです。採光の眩しさはないので落ち着いた空間となります。子供部屋や書斎、納戸といったお部屋で北向きの窓を取り入れる方が多いです。北側の冬の寒さを抑えるために、あまり大きな窓は設置しません。
日本人は南向きの窓を好むと言われています。土地の状況にもよりますが、理想は南側に窓を作れると良いです。南向きだと夏は陽が高くなって、窓からの日差しはそれほど室内に入らず、冬は太陽の位置が低いので部屋の奥まで光が入ります。南に大きな開口を設ければ、多くの光を取り込めます。よって南側の窓は「掃き出し窓」という家が多いのも、こういった理由からです。南に窓があるお家は、一年を通して日が室内に入り、冬でも明るい部屋を作ることができます。
東向きの窓は朝日が入るので、一日の始まりを感じられる窓となります。朝起きて太陽光を浴びると、脳内でセロトニンという物質が分泌され、体内時計が整い精神的に安定すると言われています。お昼から夕方は日が当たらなくなります。東向きの窓は、南の窓の次に人気があります。寝室や子供部屋の配置をする方が多いです。東向きの窓のリビングも多く採用されています。
西から差し込む太陽光は非常に強いので、こちらから室内に差し込む日差しを抑える必要があります。室内の温度上昇、内装材や家具などに日焼けが起きるからです。そのため、西側の日当たりを考慮して窓は多くは設置しません。しかし、家から見える西側の景色や夕焼けは非常に美しいので、毎日眺めたい方は、あまり大きくない窓を設置すると良いでしょう。
ノリアホームでは各部屋の採光状況を再現するソフトで、打合せの段階で家の中に入る日当たりを確認してもらいます。どの部屋にいても、電気をつけずに自然光の明るさで過ごせるのが理想なので、できるだけ自然光をうまく取り入れたプランの提案をします。こちらのCADソフトは地域と季節、時間帯を指定すると太陽高度とその位置関係を的確に計算し、お客様にはイメージを分かりやすくお伝えできます。実際に住んでから「あれ?こんなに家の中が暗いの?」とならないように、プランを作ります。ノリアホームはその土地に合わせた自由設計の家です。
【画像:A‘s】
ノリアホームは創業52年の長野県中野市を拠点とした地元密着工務店です。住まいのことで何か困ったこと、相談したいことがあるときはお気軽にお問合せください。
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