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  3. 中野市I様邸ベランダリフォーム 防水工事はプロに任せないと危険な理由 

長野県中野市・長野市・須坂市・飯山市で注文住宅(新築)、リフォーム、リノベーションを行っているNORIA HOME(ノリアホーム)インテリアコーディネーター 中村才子です。

防水工事のDIYは危険!プロによる防水工事が必要

「ベランダの防水工事」というとSNSで情報がたくさん出てきます。しかし、DIYは非常に難しく雨漏れや家の劣化が進む危険があります。

  • 塗る技術が必要となります。塗り残しや塗装表面のムラが出ないようにする必要があります。
  • DIYでやると、劣化個所が分からず塗装膜を作ることになり、建物の劣化を進めてしまう可能性があります。
  • 塗装を均一な厚みで塗らないと、水たまりができてしまい、その部分が劣化し水漏れの原因となってしまいます。プロに防水工事をお願いすると、現在の状況や不備部分を把握した上で、防水に必要な厚みに塗装してくれます。
  • ホームセンターやネット販売などで手に入る塗料は、素人の方でも塗りやすくなっているそうです。実際水漏れが起きた時は、DIYで行ったその塗膜が邪魔となってしまい修繕するための工事費が高くなるそうです。
  • プロが使う塗料は特殊なものです。

ノリアホームでは新築注文住宅・リフォームの防水工事は専門で行っている塚田社長に工事協力をしてもらっています。防水工事は塗るだけなのだから、分野が少し違う塗装屋さんならできるのではないか?と思われる方もいるかもしれません。しかし、防水工事の塗料は特殊なので、普段扱うことのない塗装屋さんは防水工事を嫌がる場合も多いと聞きました。どの分野でもやはりプロにお任せするということが大切です。

ベランダの防水工事の定期メンテナンス

中野市のI様邸よりベランダ防水工事を依頼されました。現状はまだ何も不備はないとのことですが、今後の雨漏りなどの危険を考えてメンテナンスを行うことにしたそうです。ベランダの防水工事の耐用年数は、一般的に10年から20年程度とされていますので、この期間内にメンテナンスを行うことが建物の劣化を防ぐことができます。

防水工事の様子

現状の確認

現在の状態は、シート防水の上にタイルが敷いてある状態です。この状態だと見た目はきれいなので、その下のシート防水の部分がどうなっているのか、分かりにくいです。

ノリアホーム リフォーム ベランダ防水工事

タイルを外してシート防水の状況を確認します。

ノリアホーム リフォーム バルコニー防水工事

塗装面の洗浄

現状では破れている部分はないようなので、室内への雨漏れの心配はないとのことでした。シート防水の場合、再施工も可能ですが予算がかかるので、ウレタン塗装をすることになりました。高圧洗浄をかけて掃除をします。

ノリアホーム ベランダリフォーム 防水工事

下塗り+ウレタン塗装2回

洗浄して表面が乾いたらプライマーという塗装をします。プライマーとは、塗装の下地処理に用いられる塗料の一種で、下地と上塗り塗料の接着を強化し、塗膜の剥がれや浮きを防ぎます。この工程のあと、ウレタン塗料を2日に分けて2回塗ります。塗りにくい個所は、刷毛で丁寧に仕上げます。

ノリアホーム ベランダリフォーム 防水工事

ノリアホーム ベランダ防水工事

上塗り

このウレタン塗装が乾いたら、最後に上塗りをします。ウレタンの層を守るために上塗り塗料で強化します。

ノリアホーム ベランダ防水工事 リフォーム

完成 BEFORE→AFTER

BEFORE
ベランダはシート防水となっていました。

ノリアホーム ベランダ防水工事

AFTER
既存のシート防水の上にウレタン塗装をしました。

ノリアホーム ベランダ防水工事 リフォーム

しっかり塗料が乾いた後、タイルを元に戻すとベランダの完成です。

ノリアホーム ベランダリフォーム

I様は塗装作業の大変さと仕上がりの美しさを見て、プロの方に施工してもらえて良かったと喜んでいました。これで水漏れが起きたらという不安は解消されたようです。家を維持していくのはお金がかかるので大変なのですが、車のメンテナンスと一緒で劣化が酷くなる前に、予防をするということは大切です。被害が大きくなってからの工事はとても高額になるので、家のメンテナンスは定期的に考えた方が良いです。自分ではよく分からないという方は、とりあえず築10年が過ぎたら定期点検としてご相談ください。

ノリアホームは創業52年の長野県中野市を拠点とした地元密着工務店です。住まいのことで何か困ったこと、相談したいことがあるときはお気軽にお問合せください。

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