長野県中野市・長野市・須坂市・飯山市で注文住宅(新築)、リフォーム、リノベーションを行っているNORIA HOME(ノリアホーム)インテリアコーディネーター 中村才子です。
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現在、物価上昇が止まりません。お店に行っても今まで購入していたものが倍近い値段でびっくりすることはありませんか?家が欲しいと思っている方も、部材がどんどん値上がりして以前のように気軽に家づくりを考えるといったことは難しい世の中になってしまいました。とはいえ、待っていればこれから建築部材は安くなるのか?というと今後は更に値上がるとのことです。そう考えると家を建てるタイミングや中古住宅を購入するには、できるだけ早くタイミングを見極める必要があります。これからの家づくりに関しては、「資産価値」について考える必要があります。資産価値を高める上で重要な断熱性能のお話をしたいと思います。

断熱性能の高い家は、快適性・省エネ性・健康面で優れているだけでなく、法制度や市場ニーズの変化により「資産価値が高く評価される時代」になっているからです。新築注文住宅において、この点は考慮されるので問題ないかと思います。中古住宅の購入を考えている方は現在の物件の中では基準に見合った家を見つけることは難しいです。そのため、断熱工事をリフォームとして予算に組み込んで物件を探すと良いです。以下に、断熱性能が資産価値を高める理由を詳しくお話します。


2025年4月から、すべての新築住宅に省エネ基準(断熱等級4以上)の適合が義務化されました。新築注文住宅を考えるなら、建物の金額に目が行きがちですが、家の性能についても考えた方が良いです。
断熱性能が高い家は冷暖房効率が良く、年間数万円単位で光熱費が安くなります。住宅を建てた方には「住んだ後の光熱費のコストが低い=価値が高い」と満足することができます。以前のお住まいの家と同じ大きさの家に住んだ場合は、断熱性能の高い家の光熱費の変化はとても分かりやすいです。しかし、アパートにお住まいの方は一軒家とは大きさが違うので光熱費は高くなったと感じるかもしれません。その場合は実家やお友達の家の光熱費を聞いて参考にしてみるのもよいかと思います。1日中室内の温度が安定していたら、快適な暮らしだなと実感できるのではないでしょうか。その中で総合的に光熱費を考えて安くなったのかどうかは、判断できると思います。

ヒートショックやカビ・結露による健康被害を防ぐ効果があり、特に高齢者や子育て世帯にとって生活しやすい家となります。 健康的な住環境は、将来的に家を売却・賃貸・住み替えする際にも有利な住宅となります。断熱性能が高い家は、時間が経っても市場価値が落ちにくく、次の住まい手にとっても魅力的な物件になるため、住み替えの選択肢が広がるので、資産価値の安定につながります。

断熱性能は、冷暖房エネルギー消費を減らし、CO₂排出量を抑えることで、地球環境への負荷を軽減する役割を果たすからです。結露や湿気による構造材の劣化を防ぎ、家の寿命が延びるので、長く住むことができます。そのため、建て替えや廃材処理の頻度が減り、資源の無駄遣いを防げます。
政府は2030年までに既存住宅にも省エネ基準の適合を目指しており、断熱性能が低い家は「資産価値が下がるリスク」があります。 断熱性能が高い家は、将来的な制度変更にも柔軟に対応できる「安心資産」として評価されます。
新築は部材が値上がりしているため、家の値段が上がっています。そのため、来年度は新築を建てる方というのは限定される気がします。リフォームの需要は多いと思います。今の住まいをもう少し快適に過ごしたいと考えている方は是非ご相談ください。
ノリアホームは創業52年の長野県中野市を拠点とした地元密着工務店です。住まいのことで何か困ったこと、相談したいことがあるときはお気軽にお問合せください。
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