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  3. 窓の小さい家が流行っている理由

長野県中野市・長野市・須坂市・飯山市で注文住宅(新築)、リフォーム、リノベーションを行っているNORIA HOME(ノリアホーム)インテリアコーディネーター 中村才子です。

窓の小さい家が流行っているという話を最近はよく耳にします。デザインや目隠しのために道路側から窓がほとんどない家というのは、以前からありましたがデザイン住宅が多かった印象です。最近は一般住宅でもあえて窓を小さくするといった流れにあります。その理由を今の住宅情報や社会状況と考えて説明したいと思います。

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過去のブログ記事「窓が小さい家のメリットデメリット」

理由①建築資材の値上がり

(写真:YKK APより)

窓も値上がりしましたが、キッチンなど住宅設備、木材やコンクリートなどの建築資材全て値上がりました。今後資材の値段は下がることはないと言われています。この写真にある大きな窓と小さな窓では、サッシの種類にもよりますが窓の大きさにより値段が変わります。大きな窓をたくさん入れるということはそれだけ建築の値段が上がることになります。日用品も値上がり、今後金利の値上げも予測される中、家を建てたい人は建築費用を無理しない方が多くなったと言えます。

理由②断熱性能の向上

このイラストのように壁の面積が多いほど家の断熱性能を上げることができます。50%ほどの熱を逃がしてしまう窓の面積を小さくすることは家の断熱をあげることができるのです。光熱費の高騰により効率の良い冷暖房を希望する方が増えています。

理由③プライバシーの確保と防犯面

住宅地や道路に面した土地で建築した場合は、隣の家や道からの視線も気になります。窓が小さい分、プライバシーの確保と窓からの侵入が多いとされる防犯面でも安心できます。

理由④モダンでかっこいい外観デザイン

窓が小さい家は、シンプルで洗練されたデザインの家となります。

理由⑤家具が配置しやすい、室内の日焼けを防げる

窓を小さくすると壁面を飾ったり、クローゼットを配置したり、家具もきれいに置くことができます。
窓の小さい家はメリットだけではなくデメリットもありますが、建築地の周囲の環境と合わせて窓の配置や大きさを決めると良いと思います。

ノリアホームは創業50年の長野県中野市を拠点とした地元密着工務店です。住まいのことで何か困ったこと、相談したいことがあるときはお気軽にお問合せください。

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