長野県中野市・長野市・須坂市・飯山市で注文住宅(新築)、リフォーム、リノベーションを行っているNORIA HOME(ノリアホーム)インテリアコーディネーター 中村才子です。
ビニル床と聞くと、皆さんわりと馴染みのある方は多いのではないでしょうか?この2つは名前もよく聞くのではないでしょうか。
アパートではこれらのビニル床が多く採用されていますし、個人の家でもキッチン、トイレ、洗面室などの水廻りの床に使っているお家も多いです。各メーカーから、おしゃれなデザインのビニル床が多く発売されています。フロアタイルもクッションフロアもどちらも耐水性の高い塩化ビニールで出来ています。水廻りだけではなく、LDK等の床に使ってみたいと思う方もいるのではないでしょうか。
事務所の床で使っているTOLIのビニル床シートについて私の感想をお伝えしたいと思います。
↓↓↓TOLI(東リ)マチュアNWの商品について詳しく見ることができます。
https://www.toli.co.jp/product/search/floor_product/236
この商品はクッションフロアと同じようなつなぎ目のないシートになっているので、隙間から水が入るといったことはありません。また、フロアタイルのように硬めの素材で、触ると凹凸があるのでリアルな質感となっています。
事務所の床は明るめのフローリング柄を使用しています。クッションフロアとフロアタイルのそれぞれの良いところを取り入れている床だなと思いました。また、これは全ての塩ビ製品に言えることなのですが、多彩なデザインと様々な色が揃っていることがビニル床の魅力です。
このTOLIの商品はノーワックスなのでお手入れも簡単です。ビニル床のデメリットとして、キズや凹みができやすいのですが、事務所でキャスター付きの椅子を使っていても、この製品は傷がつきにくく目立ちにくいです。抗ウイルス機能もついているので衛生面でも安心できる部分があります。このTOLIのビニル床はメリットが多いと私は思いました。
ビニル床の全般的に言えることなのですが、冷たさは感じます。スリッパを履いているとあまり気になりません。サーモグラフィーカメラで計測すると良く分かります。
このような数値に表すと分かりやすいですね。もし暖かい床材を探しているなら、コルクタイルか無垢材の杉、ヒノキ、レッドパインがお勧めです。無垢板も木の種類で暖かさが違うので注意が必要です。
この床は店舗で使われることが多いのですが、住宅でも設置可能です。DIYで設置する方もいるようですが、丁寧な下地処理をしないとうまく貼れません。凸凹や、ゴミが残っている状態で貼ってしまうと床材が浮いてしまうので注意が必要です。
こちらの画像は2022年にノリアホームでリフォームの依頼を受けた事務所の会議室です。床はヘリンボーン柄のTOLIマチュアNWを貼っています。
リビングに使うとなると、ビニル床の耐用年数は10年と言われているので、多くの人が長時間使用する場所は、フローリングを貼ったほうが貼替の時期を長く設定できます。例えば、予算もあり部屋のイメージを変えたいとお考えの方は、ビニル床の貼替でインテリアを変えて楽しむという方法も良いと思います。
フローリングは水シミや汚れなどの手入れが大変ですが、普段床に水がつきやすい水廻りは、手入れの楽なビニル床が便利です。また、ビニル床のリフォームは手軽に行うことができます。納戸やクローゼットは、ビニル床を使いたいという方も多いです。キッチン、食品庫に関してはプランによってビニル床を採用できます。価格的に一番安いものはクッションフロアとなります。TOLIマチュアNWは、少し価格が高くなります。
ノリアホームでは床の貼替工事も請けられます。インテリアのイメージを変えたい、きれいに仕上げてほしいとお考えの方はご相談ください。
ノリアホームは創業51年の長野県中野市を拠点とした地元密着工務店です。住まいのことで何か困ったこと、相談したいことがあるときはお気軽にお問合せください。