長野県中野市・長野市・須坂市・飯山市で注文住宅(新築)、リフォーム、リノベーションを行っているNORIA HOME(ノリアホーム)インテリアコーディネーター 中村才子です。
中野市のO様邸はおしゃれにリノベーションされたお家なのですが、寒くてなんとかしたいとのことでした。旦那様が断熱工事をするにあたり、ノリアホームのホームページを見てくださったそうです。そんな流れで窓リフォームを依頼してくださいました。社長が現場に行って確認したところ、内窓設置と勝手口の扉の交換工事をすることとなりました。
まずは窓の採寸や、サッシの色や窓の説明をして工事内容を決めます。
工事内容が決まったら、メーカーに窓を発注します。今年はすぐに発注部材が揃いました。昨年は窓リノベがいろいろなところでPRされていたので、工事依頼する方が多くて部材が入荷するのに何か月もかかりました。しかし、今年度はこの事業に補助金が出ていることを知らない方が多いようです。家の断熱性能をあげるために、窓リノベを活用してほしいなと思いました。
O様邸の部材も揃ったので、内窓を設置する作業に取り掛かります。社長が窓枠の大きさを確認して取り付ける作業に移ります。
既存の窓には、ロールスクリーンが設置されていたのですが、内窓を設置する際に、既存窓との間にブラインドを入れることも可能です。社長が奥様にブラインドを入れるためのスペースを確保できそうなので、どうするのか聞きました。窓と窓の間に入れるブラインドは、ほこりも付きにくい、見た目もすっきりする、光の調整がしやすいといったメリットがあります。文章では分かりにくいので、ブラインドの入った窓のイメージ図を載せておきます。
【窓の間にブラインドを入れた写真】
奥様はこの提案にとても気に入ってくださって、オーダーブラインドもノリアホームで依頼していただきました。O様の家のブラインドはインテリアのイメージと合わせて壁紙の色に近いホワイトにしました。
内窓を設置する為の枠を取付けます。
窓を入れて内窓設置完了です。樹脂サッシのペアガラスはこのサイズでも、とても重くてしっかりしています。社長が「重い!」と言いながら窓枠にガラスを入れている様子です。
子供部屋の内窓を設置しようと思ったら、窓枠の奥行が足りません。急遽、窓枠を足す工事をすることになりました。社長が窓枠の長さに合う木を切って加工します。
既存の窓枠に木を足します。
金具を留めた穴を目立たないように木ダボで埋めていきます。
木部が平らになるように、余分な木ダボをのこぎりで切ります。全ての穴を埋めて、既存の窓枠色に合わせて塗装します。内窓を設置するための奥行が確保できたので、これで内窓工事をすることができます。
ではきれいに仕上がったO様邸の窓リフォームの様子をお伝えします。
BEFORE:リビング:アルミサッシ+シングルガラス
AFTER:リビング:既存窓に樹脂窓+ペアガラスの内窓設置をしました
BEFORE:子供部屋:アルミサッシ+シングルガラスの二重窓
AFTER:子供部屋:既存窓に樹脂サッシ+ペアガラスの内窓設置をしました
BEFORE:脱衣洗面室:アルミサッシ+シングルガラスの二重窓
AFTER:脱衣洗面室:既存窓に樹脂サッシ+ペアガラスの内窓設置をしました
BEFORE:勝手口:アルミサッシ+シングルガラス
AFTER:勝手口:樹脂サッシ+ペアガラスに窓枠ごと交換しました
社長の作業様子の写真を撮っている時、私は奥様と楽しくお話することができました。脱衣洗面室は内窓をつけただけで、体感温度が違うと喜んでくれました。窓工事をしたところからの冷気はこれで軽減されます。家全体の断熱をもっと向上させたい場合は全窓交換が望ましいのですが、予算が合わない場合はまずは北窓や冷気の気になる窓をリフォームすることがお勧めです。現在、補助金が使えるので、窓リフォームはお得に工事できます。2025年も引き続き国からの補助金がありますので、家の断熱をあげたいと思っている方は是非ご相談ください。申請はノリアホームで行いますので難しいことはないのでご安心ください。
ノリアホームは創業52年の長野県中野市を拠点とした地元密着工務店です。住まいのことで何か困ったこと、相談したいことがあるときはお気軽にお問合せください。