長野県中野市・長野市・須坂市・飯山市で注文住宅(新築)、リフォーム、リノベーションを行っているNORIA HOME(ノリアホーム)インテリアコーディネーター 中村才子です。
新築やリフォームの窓のカーテンを選ぶ時、ブラインドはとても人気があります。横型ブラインド(水平に組まれた羽根を上下に開閉するタイプ)を「ベネシャンブラインド」、縦型ブラインド(幅広な羽根を縦に並べ、左右に開閉するタイプ)を「バーチカルブラインド」と呼びます。どちらも、とてもおしゃれです。価格は、バーチカルブラインドは割と高価となりますので、実際に採用されることが多いのは横型ブラインドです。
本日はブラインドの特徴と選び方についてのお話をしたいと思います。
光の調整ができる
夜はしっかり閉じて、昼間は太陽の光が眩しく室内に入らないように角度をつけて調整できます。
外からの視線を遮ることができる
スラット(羽根)の角度を調整することにより、明るさはしっかり確保し、外から見えにくくなります。
シンプルなデザイン
存在感が強くでないため、部屋のインテリアと馴染みやすいです。
機能性がある
素材や商品によって、遮熱・保温、UVカット、耐水などの機能がついた商品もあります。
省エネ効果がある
室内の保温や室外からの熱の侵入を防ぎ、省エネ効果を発揮します。
設置する場所によっては掃除が大変になる
あまりホコリのたたないお部屋では掃除は「ホコリ取り」でさっと拭くだけで、きれいになります。ブラインドを設置する場所がキッチンの油がつきやすい位置の窓や、ヘアスプレーを使う脱衣洗面室などでは、スラット部分(羽根)にホコリが吸着しやすくなり濡れたスポンジや雑巾を使い一枚ずつ、掃除をしないといけないので手間がかかります。
窓を開けたとき、風でブラインドが窓にあたって音がする
窓から換気や風を室内に取り入れたいときは、ブラインドを全開にすると問題ないです。しかし、外からの視線を遮りたい場合ブラインドをおろして使うと風が吹く度、窓にあたってパタパタ音がします。解決案としては、ブラインドの上にカーテンを取付けて、窓を開ける時はブラインドを全開としてカーテンを利用しましょう。
強い力を加えるとスラットが変形しやすい
お子様が遊んでいてスラットを折り曲げてしまう、掃除をするときに強い力をかけるなどの動作を行うと、スラットが変形しやすいです。残念ながら、一度折れ曲がってしまったものは直せません。
まずは取り付けたいお部屋を考えてみましょう。ブラインドはカーテンに比べると大きな窓の取外しは簡単ではありません。大きな窓にブラインドを取付けたい場合は、縦方向に開閉する「バーチカルブラインド」を選びましょう。掃き出し窓にはバーチカルブラインドがお勧めです。
【画像:ニチベイ】
リビングは窓が複数ある場所なので、全体の色と窓の大きさを考えて、どの色が一番うまく馴染むかといったバランスを見て決めます。ベネシャンブラインドの場合は腰窓、小窓、FIX窓がお勧めです。失敗が少ない色は、無彩色の明るめの色となります。個室なら好きな色を選んでも大丈夫です。プライベートスペースは好きな色で、心地よい空間を作りましょう。
【画像:ニチベイ】
カーテンの柄や色で、何を選んだら良いのか分からない方は、ブラインドを検討してみても良いと思います。また、部屋の雰囲気を変えたいと思っている方にも、気軽に取り換えできるのでお勧めです。ただし、窓が市販のブラインドのサイズに合わない場合はオーダーとなってしまいますので、値段が高くなってしまいます。ブラインドのメリット・デメリットを考えたうえで、お部屋のイメージに合うブラインドを設置してみてはいかがでしょう。
ノリアホームは創業52年の長野県中野市を拠点とした地元密着工務店です。住まいのことで何か困ったこと、相談したいことがあるときはお気軽にお問合せください。