「長野県中野市・長野市・須坂市・飯山市で注文住宅(新築)、リフォーム、リノベーションを行っているNORIA HOME(ノリアホーム)インテリアコーディネーター 中村才子です。
中野市のF様から、母屋の離れにある普段は使っていないお家の外装リフォームをお願いされました。F様は、何社か見積もりを取っていてどの会社も「屋根や外壁は新しく貼り直す」という提案をされたそうです。確かに屋根や外壁をやり直すときれいになりますが、見積もり金額がとても高かったそうです。
それで、F様はノリアホームに相談をしました。社長が現状の状況を現場確認に行きました。F様はできるだけ金額を抑えた工事がしたいとのことでしたので、現状でどこまで回復可能なのか建物の状態を確認して、工事内容を提案させてもらいました。
屋根や外壁はサビを落としてから塗装、雨樋も折れ曲がった個所や破損個所を補修、塗り壁と破風と窓枠木部の塗装、下屋の撤去という流れの工事をすることになりました。手間のかかる工事にはなりますが、見積金額がF様の予定していた金額より安いとのことで大変喜んでいただけました。
まずは下屋の撤去です。母屋の玄関からアプローチにかけて、下屋に降り積もった雪が大量に落ちてしまうとのことで、雪片付けが大変とのことでした。大工さんが、既存の建物が傷つかないように丁寧に撤去しました。この壊した廃材は再利用して、車屋さんの階段を社長が作りました。
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ノリアホームのSDGsへの取り組み 木材のアップサイクル・廃材を再利用した事例
次は補修と塗装となります。屋根と壁面のサビを落として錆止めをコーティングします。塗装は、天気や季節に左右されてしまいます。F様からはずいぶん前に工事依頼をいただいたのに、そのような理由で工事のタイミングが中々取れず、快く待っていただき感謝です。屋外の塗装が、非常に難しいのは湿度や雨、雪と関係があるのです。湿度が高い時に塗装をすると塗料がムラになってしまう「白化現象」や「塗料が乾かず流れてしまう」このようなことが起きてしまいます。気温5℃以下はダメ、雨の日や雪の日もダメ、霜が降りる日もダメ、朝晩の気温差が激しく露が下りる日もダメといった条件となるので、長野県では作業する日がかなり限定されてしまいます。
そのような塗装の条件があるため、暑い中、毎日の天気を確認しながら、塗装屋さんが頑張って仕上げてくれました。屋根のすぐ下側にある「破風」と呼ばれる部分は、この写真では赤茶色の部分で、さび止めを塗ってある状態です。
凹凸がある個所は刷毛で丁寧に仕上げました。
では仕上がった外装リフォームをご紹介します。
BEFORE
AFTER
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AFTER
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こんなにきれいになりました。F様、大変喜んでいただけました。塗装の色は直接塗装屋さんとF様で決めました。汚れも目立ちにくい明るいグレー色なので、手入れも楽になりそうで良かったです。
ノリアホームは創業51年の長野県中野市を拠点とした地元密着工務店です。住まいのことで何か困ったこと、相談したいことがあるときはお気軽にお問合せください。