長野県中野市・長野市・須坂市・飯山市で注文住宅(新築)、リフォーム、リノベーションを行っているNORIA HOME(ノリアホーム)インテリアコーディネーター 中村才子です。
現在生活に関わるすべての消耗品が値上がりしている中、新築注文住宅を建てる方もできるだけ予算を抑えて、家を建てた後も無理のない生活ができるようにというご希望が多いです。家のプランを工夫すると予算を抑えてもおしゃれな家を作ることができます。おしゃれに見せるためには、いろいろな方法がありますが、まずはプランニングの段階で室内の開口部について考えてみてはいかがでしょう。
開口部というとドアということが思い浮かぶと思います。ドア1枚で数万円するので(デザインや材質に凝ったものにすると10万円以上)、室内ドアを付けず開口部でなんとなく空間を分けるといったプランは、予算を抑えることができます。初めて家を建てる方はこの提案に関して「ドアがないの?」と不安に思うかもしれませんが、必要な場所は室内ドアを付けるので安心してください。この場所ならドアはいらないという判断をした場所のみ下がり壁(垂れ壁)を作って開口部を設けます。
下がり壁のデザインは、下記のデザインなら作製することが可能です。
四角い形のデザイン
アーチ型のデザイン
三角の形をしたデザイン
三角の形をしたデザイン
下がり壁のメリット
・隣接する部屋との出入りがしやくなる
・目線が通るので、部屋が広く見える
・明るくなる
・開口部のデザインでおしゃれな空間を作ることができる
・風の通りが良くなるので湿気がたまりにくい
・収納の場合、ドアがないことで物が見やすく取り出しやすいので作業効率が上がる
下がり壁のデメリット
・断熱性が下がる
・冷暖房の効率が悪くなる
・収納の場合、扉がないことできちんと整理をしないと雑然とした雰囲気となってしまう
これらデメリットに関しては、下がり壁(垂れ壁)にカーテンを付けることで、ある程度解消することができます。
下がり壁のデザインでお部屋のイメージが変わります。使い勝手の良いデザインは一般的によく見る四角いデザインです。アーチ型や三角は個性が出るので部屋にアクセントが欲しい、おしゃれにしたいといった時に採用すると良いです。
ちなみに、アーチ型や三角にする場合は、部屋の間仕切りとしての役割としての下がり壁でしたら問題ありませんが、収納の入口にその形状を考えた時は中に設置する物の大きさをきちんと図ったうえで、開口部の大きさを決めてください。例を言うなら、食品庫に冷蔵庫をいれたいといった場合、四角い下がり壁だと問題なく設置できますが、アーチ型や三角の下がり壁にした場合、冷蔵庫が大きいと下がり壁部分に引っかかって入らない場合があるので注意が必要です。
ノリアホームは創業52年の長野県中野市を拠点とした地元密着工務店です。住まいのことで何か困ったこと、相談したいことがあるときはお気軽にお問合せください。
↓↓↓こちらをクリックするとお問合せページに移動します。
お問合せ