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  3. 子供食堂「ビストロ東山」ボランティア 竹を使った手作り流しそうめん台の作製

長野県中野市・長野市・須坂市・飯山市で注文住宅(新築)、リフォーム、リノベーションを行っているNORIA HOME(ノリアホーム)インテリアコーディネーター 中村才子です。

先日社長が「こども食堂」ビストロ東山にボランティアに行きました。社長は毎月このボランティア活動に参加しているのですが、夏は子供たちが喜ぶ「流しそうめん」を企画しました。中学生の協力のもと、竹を使った手作りの流しそうめん台を作った様子をお伝えします。

まずは竹採りです。朝6時に社長は竹を採りに山に出かけました。流しそうめんにちょうど良い太さの竹を採ることができました。竹を半分に割ります。ハンマーでナタを叩きながら割れ目を入れたら、竹は簡単に割けます。

節をハンマーで叩いて取り除きます。竹の内部がきれいになるようにノミで削り取ります。割れた竹の端部はささくれており、子供が怪我をしないよう、かんなを使って面取りを行います。中学生が社長にかんなの使い方を教えてもらって、頑張って削ってくれました。

竹の内部をきれいに水で洗い流したら、そうめんを流す竹の部分が完成しました。

そうめんを流すために傾斜のある支柱を竹で作ります。台は三本の竹を組んで、作ります。写真で見ると紐で結ぶだけなのかな?と簡単そうに見えますが、しっかり紐を固定しないと、この3本の竹が崩れてしまうそうです。社長はとりあえず釘を1本、竹にうってそこを支点として組みました。下の写真のような三角形の支柱を竹の長さに合わせて、作製しました。

長さを変えた4本の支柱と割った竹を組み合わせたら、流しそうめん台の出来上がりです!長さはなんと10m以上あります。

衛生的に食べてもらうために、茹でたそうめんを一人ずつパックで用意したものを渡して、順番に流していきます。とても長い台になったので、自分の順番が来るまで流しそうめんの様子を見ながら楽しむこともできました。流れるそうめんをうまく取れなかった子のために、最後の部分に「ざる」を用意してそうめんを受け止め、楽しく食べてもらいました。

「流しそうめん」の企画は大成功で、子供たちはとても喜んでくれました。竹は、湿気に弱くかびやすいので、1回使ったら処分します。来年、流しそうめんの企画があったら、また作製することになります。社長は他の地区のボランティアの方からも、流しそうめんをやりたいので台の作り方を教えてほしいとの依頼を受けているとのことでした。中野市の地域貢献を積極的に行っています。

ノリアホームは創業50年の長野県中野市を拠点とした地元密着工務店です。住まいのことで何か困ったこと、相談したいことがあるときはお気軽にお問合せください。

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