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  3. 体感温度が変わるシーリングファンの使い心地

長野県中野市・長野市・須坂市・飯山市で注文住宅(新築)、リフォーム、リノベーションを行っているNORIA HOME(ノリアホーム)インテリアコーディネーター 中村才子です。

光熱費が上がる中、家の温度差をなくすために、サーキュレーターを使用しているご家庭も多いのではないでしょうか。見た目やおしゃれな雰囲気にするなら、シーリングファンを取り入れてみてはいかがでしょう。シーリングファンとは、天井に取り付けるサーキュレーターのことです。シーリングファンの実際の使い心地をお話したいと思います。

事務所でシーリングファン活用中

ノリアホームの事務所の打合せテーブルの上にシーリングファンが設置してあります。シーリングファンというと吹き抜けの設置というイメージの方も多いのではないでしょうか。吹き抜けがなくても、この写真のように一般的な天井面に設置することもできます。このプロペラ部分を事務所滞在中は、毎日回して空気を巡回させています。エアコンの風が部屋全体に回るので、温度計と比べても体感温度の違いがはっきり分かります。私は寒がりなので、夏場はこのファンを回すだけでも事務所の中で過ごせたりします。

ノリアホーム 事務所

 

季節でシーリングファンの回転方向を分ける

部屋全体に空気の流れができるので、夏は涼しく、冬も暖かいです。シーリングファンのプロペラに回転する向きがあるのはご存知でしょうか。夏は反時計周りに回転すると、下降気流が起きるのでそよ風のような気流が生まれます。
夏にシーリングファンを正しい方向に回転させることは、快適さに加えて光熱費にとっても大事です。冬は時計回りにして上昇気流を発生させます。暖かい空気を再循環させると、暖房ユニットの稼働頻度が減るため、暖房費を約15%節約できるそうです。

ノリアホーム シーリングファン

音は気になる?

シーリングファンを回している時の音ですが、あまり気になりません。サーキュレーターの音より静かです。ただ、音が大きい、異音がする場合は、モーターの故障の可能性が高いのでその場合は修理に出しましょう。照明付きのシーリングファンは、回していない時でも照明としてきちんと活用できるので便利です。

吹き抜けに付けるシーリングファン

吹き抜けでシーリングファンを設置する場合、天井の高低差があるとどうしても部屋の中で温度差が生じやすくなります。しかし、シーリングファンがあると、空気を回し見た目もとてもおしゃれに見えます。

ノリアホーム 吹き抜けシーリングファン

シーリングファンの掃除

吹き抜けにシーリングファンを設置する場合、デメリットもあります。天井の高い位置に設置するので、シーリングファンの掃除がしにくい点です。社長に掃除のことを聞いたら、素人が掃除をするにはかなり危険なので、業者を頼んだ方が良いとのことです。高さのある三脚も売っていますが、掃除の時に危険も伴いますし、シーリングファンを掃除するためだけに、その三脚の保管場所も考えないといけません。吹き抜けの設置に関しては、かっこいいからといった理由だけで決めるのではなく、掃除のことも考えましょう。

NORIAHOME シーリングファン 掃除

一般的な天井面の設置ですと、このように普通の椅子の上に乗って簡単に掃除ができます。写真は社長がファンの部分をきれいに掃除している様子です。

ベッドルームにシーリングファンの設置もお勧め

シーリングファンは、ベッドルームの設置も良いと思います。海外の寝室にはよく設置されています。シーリングファンを回すと局所的に風が来るのではなく、部屋全体の空気が回るので心地良いです。ファンの設置位置は、地震の時に落下でケガをしないように、ベッドから少し外れた位置がお勧めです。

ノリアホーム ベッドルーム

 

サーキュレーターに比べるとシーリングファンの器具の値段が高くなってしまいますが、あると、とても便利です。エアコンの風が直接当たることがないので、使い心地はとても良いです。シーリングファンのデザインもいろいろあるので、お部屋のイメージに合うものを購入すると良いです。もし、設置を考えている方がいるなら、本体重量が重くなるので、天井の状況や配線器具の耐荷重によってはライトが付けられないケースもあります。ご自身では良く分からないと言った場合は是非ご相談下さい。

ノリアホームは創業51年の長野県中野市を拠点とした地元密着工務店です。住まいのことで何か困ったこと、相談したいことがあるときはお気軽にお問合せください。

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